国務院新聞弁公室は7日、白書「中国の対外貿易」に関連する状況について記者会見を行い、崇泉国際貿易交渉副代表が中国の対外貿易の最近の注目点を説明した。
崇副代表によると、最近の人民元の低下はよい現象であり、これによって人民元レートが政府のコントロールを受けていないこと、一部の人々が言うような中国政府によるレートの操作はないことがはっきりわかるという。
崇副代表は、中国政府はこれまでレートを操作したことはなく、人民元レートは市場の動きや市場の需給に伴って変動するものであり、市場が調節するものと説明した。人民元に上昇の余地があるかどうかについては、レートは市場の変動に伴って変化するものであるため、人民元レートはさらに上昇する可能性もあれば、さらに低下する可能性もあると述べた。
「人民網日本語版」2011年12月8日