「もとは自分には収入がなく、息子から生活費をもらわなければなりませんでした。今、国から毎月55元が給付され、自分の出費ばかりか、孫におもちゃを買ってあげる余裕もでき、家族が喜んでいます。今ではみんなが生活にさらに希望がもてると思っています」、と11月8日、張家窪住民区に住んでいる70歳の李姓のお年寄りは「新しい農村の社会養老保険」についてうれしそうに語ってくれた。
10月末現在、莱蕪市の新しい農村の社会養老保険加入者数は48万5000人に達し、保険金を給付される人の数は15万1700人となっている。企業の従業員、個人経営者、フレックスタイム就業者の社会養老保険加入者数は32万5000人で、養老年金を給付される人の数は4万7000人となっている。都市部住民の養老保険加入者数は2万9000人で、養老年金を給付されるものは1万8000人となっている。これまでに、莱蕪市は社会養老保険の全域カバーを実現し、子供を育てて老後に備えること、家庭による養老から社会による養老への質的転換を実現した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月9日