あるメディアは12月12日、「中国は3000億ドル規模の外貨投資機関を創設する計画を立てている。同機関は2つの基金を運用する予定で、1つの基金は米国に投資、もう1つの基金は欧州に投資する」と報じた。
欧米への3000億ドルの投資でどのような効果を期待し、その目的は何なのか?錦宏中国価値基金の徐之騫総裁は取材で、「これは一石二鳥を狙った計画だ。一つは国際的責任を背負う中国のプレッシャーを和らげるためであり、もう一つは国外の優良な資産を買い入れるためである」との見方を示した。
中国社会科学院金融研究所の易憲容研究員は、「市場が低迷しているときに市場に参入することは、一般的な投資よりも効果が大きい」と述べた。
あるメディアは消息筋の話を引用し、「外貨投資機関の新設は外貨投資を多様化するためだ」と報じた。調べによると、新投資機関の責任者はすでに決まっており、本部は上海に置かれるという。