インド訪問中の野田佳彦首相は28日、シン首相と会談し、日本がインドのデリー・ムンバイ間の鉄道貨物専用線のインフラ整備に45億ドルを支援することを表明した。また双方は、通貨スワップの限度額を150億ドルに引き上げ、2012年に閣僚級の経済対話をスタートさせ、高速鉄道における提携などについて話し合うことを決めた。
インドと日本は、2014年までに二国間貿易を250億ドルにする方針。今年1~9月の日印の貿易額は24%増の132億ドルだった。
シン首相は、「日本のインドへの投資は、日本の海外投資額のわずか1%に過ぎない。日本がインドへの投資や技術移転を増やすことを望んでいる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月30日