モルディブの観光当局は中国人観光客が急増した主な原因を、「中国経済が急成長し、豊かになったから」「独特の砂浜があり、様々な水上スポーツを楽しめるから」と分析している。また、モルディブが中国人に対しても観光ビザを無条件で発行していることも重要な要因である。データによると、2011年、モルディブを訪れた外国人観光客の内、中国人は21.3%を占めた。2010年は15%だったことを考えると、1年で中国人観光客は大幅に増加したといえる。
モルディブを訪れた観光客数の第2位はイギリス、その次にドイツ、イタリア、ロシアが続いた。モルディブは欧米人のバカンスの地として知られる。2011年にモルディブを訪れたヨーロッパ人観光客は全体の57.7%、半数を超えた。しかし、ここ数年は中国人観光客が急増、2010年は外国人観光客の中で最も多い12万人が訪れた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月8日