世界の経済発展は、中東・北アフリカの情勢悪化や日本の大地震、EUの財政危機などに見舞われ、国際的な金融危機から立ち直るスピードは遅くなっているものの、長期的な目から見ると、世界規模の経済成長への明るい見通しは変わっていない。
また、中国国内の経済発展から見ても、ここ最近、国際経済の不景気や国内の構造調整の影響で、経済の成長率はスピードダウンしているものの、投資や国内の消費が支えになって、大幅に落ち込む可能性は小さい。今後10~20年の間に、中国は全面的な「小康社会(ややゆとりのある生活ができる社会)」の後期に入り、経済は依然安定した成長を続けるだろう。
「第13次五カ年計画(2016年―2020年)」期間中、中国のGDP成長率は7%、2021年から2030年にかけての年間平均成長率は6%になると予測されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月27日