米国プロバスケットボール(NBA)のスーパースターで現在は現役を退いているマイケル・ジョーダン氏はこのほど、中国のスポーツ用品メーカー・喬丹体育公司が氏の名前の権利を侵害しているとして裁判を起こした。これによって中国のネット利用者の多くが夢から覚め、自分たちがこれまでずっとニセ物製品を着ていたを知った。海外メディアによると、同じくNBAで活躍した姚明氏や現役の易建聯氏も同様の問題で裁判を起こしている。大ブレイク中の林書豪氏もターゲットになっており、いずれ同様の問題に直面するスターの一人になることが予想される。人民網が伝えた。
「ニセ物」はいまや「中国製造」(メードインチャイナ)に次いで中国に貼られるレッテルとなっている。ニセ物はなんでもカバーし、玩具、携帯電話、タブレットコンピューター、家具・インテリア製品、ファーストフードチェーン、デジタル製品販売店などなんでもそろっている。ニセ物の世界では、外国の小さな街のコピーさえ手に入れることが可能だ。(編集KS)
米国紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、「中国のニセ物、新しい時代へ」と題する記事を掲載した。
スポーツ用品ブランドは真っ先に模倣される |