2011年度の全国両会(人民代表大会と政治協商会議)では、「三農問題」(「農業、「農村」、「農民」に関する問題)が間違いなく代表委員の注目の焦点となった。おそらく、今年の両会では「三農問題」は代表委員と両会の重大議題で注目の重点項目だ。
今年の両会は、以下のような「三農」に関連するポイントや問題が重要な議事日程に新規に、また継続的に挙がってくると考えられる。
1、農民の所得増問題。今後数年間で徐々に都市との格差を解消し、本当の意味で農民の生存・生活のレベルを改善し、向上できるか、これは両会の注目の焦点だ。今後の政策でもおそらく穀物価格の低価格現象を回避するために、政府は穀物買入価格の値上げを提示すると考えられる。流通経路の短縮化、もしくは流通の通行料調整や物流環境改善によって、これを解決するだろう。