著名な英国経済誌エコノミクスに、「中国の人口移動モデルに変化」と題した記事が掲載された。これまで30年間、中西部地区の人口は、よい人材が東南部に集中する傾向があり、故郷を離れて東部沿海部や大都市に移動する人が多かった。しかし現在、中国の内陸部住民は家から近いところに仕事を探し始めている。以下は、概要。
変化
以前は沿海部まで出稼ぎ、今は家の近くで働く
1978年ころ、中国人の収入は多くなかった。特に安徽省、四川省、貴州省などは貧しかった。多くの人が後ろ髪を引かれながら故郷をあとにし、千キロ以上離れた沿海部の発展した地域に出稼ぎに行った。
1990年代に入り、中国の人口移動規模は以前よりも著しく大きくなった。そして収入も向上した。