地元ブランドの 「紅旗」
公務車両購入に関して意見書が出された。この意見書は、先週金曜日に中国工業情報化部(工信部)が発表した「2012年度党政機関公務用車選用車型目録(案)」(以下「目録」)のこと。「目録」で公務車両として選別されたのは25メーカーの412車種。話題になったのは、CO2排出規制ではなく、すべてが中国の地元ブランドであったことだ。外資メーカーや合弁メーカーのブランドはひとつも選ばれてなかった。
このグッドニュースに対し、厳しい戦いを強いられていた地元ブランドメーカーは喜びを隠さない。業界の長年の声が、ついに政府に届いたかたちだ。これにより、地元ブランドに1000億元規模の市場が転がり込むことになる。