中西部地域は人材コスト・生活コストなどの面でも大きなメリットがある。また、「成都の効率的な行政環境は印象深かった」と川合氏は言う。成都で投資を行なっている日本企業はもはや少なくなく、イトーヨーカドーなどの成功を収めている日系企業もあり、成都には日本企業を受け入れる環境が十分に整っており、柔軟性のある都市であることが証明できる。
そして、ここ最近、多くの企業は天府新区の建設に注目しているという。成都はこれらの投資の人気スポットをもっと日本企業にアピールすべきである。日本企業は一度、成都に足を踏み入れれば、必ずやその魅力に惹かれるだろう。昨年のソフトウェア提携商談会でも、初めて成都に来た日本企業が投資を決めた前例がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月1日