100億元規模の海水淡水化産業 突破口目指す

100億元規模の海水淡水化産業 突破口目指す。

タグ: 海水淡水化 生産能力

発信時間: 2012-03-11 10:08:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

一般家庭への参入難しく

取材で明らかになったのは、「天津市のスーパーに並んでいるのはほとんどが、『海徳潤滋』というピュアウォーターであり、販売価格は1本当たり1元ほどで、通常のミネラルウォーターと変わらない。このピュアウォーターこそ、港の海水淡水化工場で生産された淡水で製造したものである」ということだ。

記者が1本購入し、試飲したところ、海水の塩気は感じられなかったものの、舌触りが滑らかではなかったことに気付いた。スーパーを訪れた客にこのピュアウォーターについて意見を聞いてみたところ、多くの人が「一般的なミネラルウォーターと比べて、口当たりが悪い」と感じたようだ。また、一部の人からは水の質や安全性を懸念する声が上がった。スーパーの従業員は「このピュアウォーターはずっと売上が芳しくない」ことを教えてくれた。

このような事態は、水不足にある沿海部の都市で海水淡水化プロジェクトを実施して数年、世に出た淡水の品質が試される段階になって、直面した現状を露にしている。

 

 

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