中国文化部の統計によると、「十七大」以降の中国アニメ産業は、高度成長を実現した。2010年のアニメ産業生産額は計470億元(約6110億円)に達し、中国版TVアニメの作品数は597本、計22万分に達した。中国全土のアニメ企業は8360社に達し、就業者数が33万4000人以上に達した。2006年のデータを見ると、同産業の生産額は80億元(約1040億円)、アニメの作品数は339本の計8万2300分、企業数は1400社、就業者数は6万2000人のみであった。中国アニメ産業の生産額の年間平均成長率は48.25%に達し、米国や日本等の先進国を猛追している。本展示会の「プラットフォームと企業」、「ブランドと産業」の2大ブースは、中国アニメ産業のグローバル発展成果を示した。
デジタル時代の現代、中国の次世代メディアアニメは日米等のアニメ強国に並び、中国アニメ産業発展の主要方向となっている。10億人弱の潜在的な視聴者が、中国の次世代メディアアニメ発展の理想的な未来を約束する。
「人民網日本語版」2012年3月13日