陳部長は関連各国に、新興国の台頭に対し、開放的かつ寛容な態度を取ることを呼びかけた。「実際問題、先進国にとって、新興国が台頭するチャンスというのは大きな挑戦以上の事である。一部の先進国が強調している貿易保護主義のやり方は望ましいものではなく、他国にとって不公平であり、中国の国民と企業にも不公平で、好ましい結果にはならない」と陳部長は指摘した。
市場の開放と中国の消費拡大について、陳部長は「新興国は内需の拡大、特に最終的な消費需給を国内のバランスの取れた成長を実現する一つの立脚点とするべきである。中国はその考えに基づいて実行しており、各国と互いに切磋琢磨し、より良い方向へと進むことを望んでいる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月19日