日本経済は既に「V字回復」している
張季風教授によると、日本経済は既にV字回復を達成している。回復の主な要因は日本国内にある。2010年、日本の経済成長率は3.1%と20年ぶりの最高水準に達した。2011年第1四半期は大震災の影響があり、成長率はマイナス6.9%まで下落し、第2四半期もマイナス1.2%とマイナス成長が続いているものの、マイナス幅は狭くなっている。第3四半期になると、経済成長率は一気に7.1%に跳ね上がり、迅速な回復を見せ、9月には震災前の2月の水準まで戻っている。
日本は、2012年を震災復興元年と位置づけ、正式に復興・再建の段階に突入した。政府は全ての投資を始動し、経済の成長を促進することに努め、需給の拡大にも効果を発揮している。世界経済が良好な発展を保てば、日本経済は今年、速い回復を見せ、3%乃至それ以上の成長率を実現する可能性もある。