中国の『第12次五カ年計画におけるシェールガのス発展計画』の実施に伴い、関係部門は上半期に第2次のシェールガスの探鉱権譲渡の公開入札を行ない、民間の資本介入を引き込むものと見られる。
採掘補助金 コールベッドメタン上回るか
専門家によると、中国のシェールガスの資源量は25兆立方メートルに達すると見込まれており、普通の天然ガス資源よりも多い。『計画』では、2015年までに中国のシェールガスの確認埋蔵量は6000億メートルに達し、可採埋蔵量は2000億立方メートルに達する。「十二・五(第12次5カ年計画、2011年~2015年」期間中の重要な任務は、資源の潜在力の評価作業であり、シェールガスの開発技術の難関を突破し、19カ所のシェールガス調査開発重点地域を建設することを推進する。
財政のバックアップに関して、財政部経済建設局エネルギー政策部副部長の李成氏によると、今後、財政部は様々な方面からシェールガスの調査開発を支援する予定である。「エネルギー調査評価の資金投入拡大、国家科学技術重大特別プロジェクトを通して、調査開発技術の研究開発を支持、シェールガスの探鉱権・採掘権の使用料に対する減税措置、国外の先進設備を輸入する際の免税措置などを実施する」。
李成氏によると、中国はコールベッドメタンの補助政策と照らし合わせて、シェールガスの補助政策を制定する。業界関係者は、シェールガスの探査技術の開発はコールベッドメタンより難しいため、シェールガスの開発に対する財政の補助金は現在のコールベッドメタンの0.2元/立方メートルという水準を上回る可能性が高いと指摘している。