環境保護および土地確保・立退きに関して、沿線の一部地方の下部組織が流用した土地確保・立退き資金は、4億9100万元(約63億円)に達した。例えば、南寧江寧経済技術開発区管理委員会は、2008年10月に虚偽の資料を用い、土地獲得補償金を1億4000万元(約18億円)だまし取った。
建設資金の使用について、昨年5月末現在、京滬高速鉄道の関連建設業者は、656社の材料サプライヤーに対する支払いが滞っており、1471組の施工グループに対する給与未払いは総額82億5100万元(約1070億円)に達した。
昨年6月末現在、建設距離が最長、投資総額が最多、基準が最高の同高速鉄道は全面竣工し、実際に完了した投資総額は1962億6600万元(約2兆5500億円)に達した。