昨年12月下旬、中国農業銀行の江蘇省江陰市にある要塞支店の元責任者の孫鋒容疑者が突如行方不明になった。地元の警察は通報を受けて、ただちに調査を開始した。その結果、孫容疑者は個人名義で親類や知り合いから1億元以上を詐取し、12月28日には一家で国外に逃げたことがわかったという。「広州日報」が伝えた。
今月25日に無錫市の警察が明らかにしたところによると、公安部は孫容疑者の逮捕状を出し、警察は孫容疑者の犯罪事実についてさらに調査を進め、全力で追跡を行っている。
メディアの報道によると、昨年12月28日、孫容疑者は妻、両親、2人の子とともに一家でタイに「出かけた」後、忽然と姿を消した。このため違法に2億近くの資金を集めた銀行責任者一家の海外逃避事件は、2カ月あまりを経てから水面に浮かび上がることになった。