昨年12月31日、江陰市の警察は詐欺の疑いで孫容疑者に対する調査を開始した。今年1月7日には、検察機関が孫容疑者への逮捕状請求を承認した。
現地の様子によると、この事件をめぐる当事者の話とメディアの伝える内容とでは、数字にかなりの違いがあり、詐取した金額に1億元と2億元と2つの説がある。公的機関の発表によると、2011年12月下旬に中国農業銀行要塞支店の元責任者の孫容疑者が突如行方不明になり、通報を受けた地元の警察が迅速に調査を行ったところ、孫容疑者は個人の名義で親類や知人から1億元あまりを詐取していたことがわかったという。
江陰市政府新聞弁公室の関係者によると、現在、一部のメディアがこの事件について不正確な内容を伝えている。現地政府はこの事件を非常に重視し、各方面を動員して調査を進めているが、まだ調査段階であるため、詳細を公開するべきタイミングではなく、警察の調査の結果を待たなければならないという。
「人民網日本語版」2012年3月26日