中国証券監督管理委員会(証監会)が12日に発表した最新の適格海外機関投資家(QFII)リストによると、3月、11社の海外機関投資家にQFIIの資格が付与され、現時点でQFIIの資格を持つ海外機関は計158社に達した。
公表されたリストによると、新たにQFII資格を獲得した11社は、台湾富邦金融の生保子会社である富邦人寿保険股フェン有限公司、アジア保険大手の米AIA保険有限公司、投資顧問会社のニューバーガー・バーマン・ヨーロッパ・リミテッド、マレーシア政府系投資ファンドであるカザナ・ナショナル、日本の資産運用会社である東京海上アセットマネジメント投信株式会社、岡三アセットマネジメント株式会社、韓国のハナ大投証券株式会社、投資信託会社ロンドン・インベストメント・マネジメント会社、JPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッドなどとなる。
また、証監会が公表した最新のファンド管理会社のリストから、3月に華宸未来基金管理有限公司の設立が承認され、中国71社目のファンド管理会社となった。華宸未来基金管理有限公司は2012年3月に設立、中外合弁ファンド管理会社である。
「中国証券報」より 2012年4月13日