<中国証券報>中国国家統計局のウェブサイトが18日に掲載した文章によると、第1四半期の中国内需の経済成長に対する寄与率は109.4%だった。この動向から、2012年の中国経済は第1四半期の成長速度を基盤に安定した小幅回復になると見られる。19日付中国証券報が伝えた。
この文章によると、第1四半期に中国のGDPは前年同期比8.1%増にとどまり、5四半期続けて伸びが縮小した。しかし、主要経済指標の前期比、前年同期比、主要工業製品の1日当たり生産量の前期比及び主要先行指標を見ると、国民経済がゆっくり安定に向かう兆しが現れている。中国の経済運営のファンダメンタルズに変化はなく、景気下振れリスクも制御可能なものである。動態的視点から見ると、2012年通年の中国経済は第1四半期の成長速度を基盤に安定した小幅回復になると見られる。
第1四半期の中国の内需の経済成長寄与率は109.4%で、前年同期比8.6ポイント上昇。うち、最終消費の寄与率は76.0%で同17.3ポイント上昇、総資本形成は33.4%で同8.7ポイント低下、純輸出はマイナス9.4%で同8.6ポイント拡大した。
「中国証券報」より 2012年4月19日