エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が4月18日に主催した「2012中国対外投資サミット」で発表された報告書によると、中国の欧州・ラテンアメリカ・アフリカ地区における投資の将来性が、高く評価されていることが分かった。国際金融報が伝えた。
EIUのチーフエコノミスト兼エディトリアル・ディレクターのロビン・ビュウ氏は、「世界的な対外投資緩和が、中国の対外投資により多くの機会をもたらす。西側諸国がアフリカに対する資金援助を減少させる中、中国は機会をつかみ、医療・教育・インフラ整備等の面で、アフリカ地区における影響力を高めるべきだ」と指摘した。EIUグローバル予想中国区主管の許思涛氏は、「中国企業、特に中国民間企業が、自らの位置づけを正確に定めることは非常に重要」と語った。