中国国務院の温家宝総理は18日、国務院常務会議を招集し、「省エネ・新エネルギー自動車発展計画(2012-2020年)」を審議、採択した。
会議は、省エネ・新エネルギー自動車産業の育成と発展を加速することは、エネルギーと環境分野の負担軽減、自動車産業のモデルチェンジとグレードアップの推進、新たな経済成長点の育成に重要な意義があると強調。「純電気駆動」を自動車産業のモデルチェンジの主な戦略的方向とし、純電気自動車とプラグインハイブリッドカーの産業化を重点的に進める。純電気自動車とプラグインハイブリッドカーの生産・販売台数を2015年までに50万台に、2020年までに500万台に増やし、2015年生産の乗用車の平均燃料消費量を100キロ当たり6.9リットルに、2020年には5.0リットルに引き下げることを目標に掲げた。また、新エネルギー自動車、動力電池とコア部品の技術が世界先進レベルに達するよう目指す。
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