ストックホルム国際平和研究所はこのほど、2011年版年鑑を発表した。それによると、2011年の世界の軍事費は総額1兆7380億ドルに上り、米国は世界一の軍事大国の地位を維持し、中国は軍事費1430億ドルで2位につけた。
2011年度の世界の軍事費は総額1兆7380億ドルに上り、実質値で計算すると2010年より0.3%多いが、ドルの下落などを考慮するとほぼ横ばいで、13年間続いた増加傾向は打破されたと言える。
また、ロシアの軍事費は720億ドルに達し、イギリスの627億ドルとフランスの625億ドルを上回り、米国と中国に続いて世界で軍事費が3番目に多い国になった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月20日