<中国証券報>中国国家統計局が18日に発表した最新の不動産価格報告書によると、全国70の大・中都市のうち、3月の新築分譲住宅の価格が前期比で上昇したのは、前月より4都市増加の8都市で、調査対象都市全体の11.4%を占めた。中古住宅の価格が前期比で上昇したのは、前月より5都市増加の16都市だった。2012年2月以来、新築住宅の販売価格が前期比で上昇となった都市の数は2カ月連続で上昇に転じている。専門家によると、一部都市の不動産の成約件数は小幅な回復を見せたものの、国内全体で言えば、不動産市場は依然、下降期にある。18日付中国証券報が伝えた。
また、前年同期比で見ると、3月、70大・中都市の不動産価格は依然下降傾向にある。うち、新築分譲住宅の価格が前年同期比で低下したのは38都市で、2月より11都市増加した。中古住宅の価格が低下したのは同5都市増の49都市だった。