中国の関係当局は2月下旬から3月上旬にかけて、北京、福建、広州、広西を訪れ、交通インフラ、水上交通、総合交通中枢、高速道路網などのプロジェクトを調査した。
インフラ投資の加速の兆しが現れている。重大建設プロジェクトの審査・認可が2月下旬から大幅に加速化され、高速道路網、空港、軌道交通の建設プロジェクトが次々と許可された。許可されたプロジェクトを見ると、中西部地域、「三農」(農業・農村・農民)、民生保障プロジェクトが目立つ。
金融政策と財政政策にもさらなる微調整の動きが見られる。権威筋によると、経済成長を安定させるため、政府は金融面を先行し、融資と財政支出を真っ先に行い、3月の財政支出は大幅に増加し、融資額は1兆元を超えた。ここから、政策がより積極的に実施されていることがわかる。