中国銀行、民生銀行、光大銀行は4月27日、第1四半期報告書を発表した。親会社に帰属する純利益はそれぞれ、中国銀行が前年同期比9.94%増の367億6300万元、民生銀行が同47.70%増の91億7200万元、光大銀行が同41.07%増の68億6000万元だった。中国銀行の2011年第1四半期の純利益は前年同期比28%増だったことから、業績成長の減速が見られた。27日付中国証券報が伝えた。
中国銀行と光大銀行の第1四半期の純金利収入はそれぞれ、中国銀行が前年同期比13.19%増の605億9800万元、光大銀行が同比31.57%の121億6800万元だった。光大銀行は、純金利収入が大幅に増加した要因は、業務規模の拡大と収益率の上昇によるものとしている。
マクロ経済の変動、市場の流動性逼迫により、商業銀行の貸付リスクもある程度増加し、3銀行の第1四半期の不良債権残高は揃って上昇に転じている。