20数年の育成と発展を経て、世界トップクラスの規模となった北京モーターショー。世界中の自動車メーカーの注目の的になっている。今回もGMやフォルクスワーゲン、トヨタ、日産、ホンダ、プジョーシトロエンなど、有名メーカーが出そろうとともに、一汽、東風、上汽、長安、北汽、広汽など国内メーカーも大規模出展した。展示された車両は1125台。世界初披露となる自動車も120台に達し、モーターショーの記録を塗り替えた。
大舞台:世界のメーカーが激突
北京モーターショーでは、一汽フォルクスワーゲン・アウディがワールドプレミアとなる4台の新車を発表。史上最強の商品ラインナップで会場をにぎわせた。プラグインハイブリッドのコンセプトカーであるアウディA6 Le-tronを始め、アウディQ3、同RS Q3などである。
ベンツは世界に先駆けて3台の新車を発表。アジア初公開となる新車も数多く発表され、これらは中国で販売される。ダイムラー社の最新イノベーションの数々を北京のファンに披露した。
ホンダは中国市場に特化した中級セダンのコンセプトカー「Concept C」を世界で初めて発表。量産タイプを広汽ホンダで生産し、来年の販売を目指す。