経済誌「フォーブス」は先週末、2012年度の投資家ランキングを発表した。奇虎360、人人網、当当網、土豆網等の中国IT関連企業への投資により、中国本土のリスク投資を行った華人投資家がランクインを果たした。京華時報が伝えた。
同ランキングのうち、最上位にランクインした華人投資家は、Sequoia Capitalの沈南鵬氏で、奇虎360への投資により24位となった。閻炎氏はオンラインゲーム企業の巨人網絡への投資により、27位にランクインした。IDG-Accelの章蘇陽氏と林棟梁氏は、土豆網と当当網への投資により、それぞれ35位と48位に入選した。
同ランキングに入選したその他の華人は、Technology Crossover Venturesのデビッド・袁氏、メイフィールドファンドのティム・張氏、アクセルパートナーズの李平氏、GGV Capitalの呉家麟氏、DCMの盧蓉氏、アクセルパートナーズのリッチー・王氏、レジェンドキャピタルの劉二海氏、GGV Capitalの李宏偉氏、モーニングサイド・ベンチャーズの劉芹氏となった。これらの華人投資家の投資対象は、ネットセキュリティー、SNS、ECサイト、動画共有サイト、オンラインゲーム、クラウドコンピューティング、モバイル広告等、現在最も注目を集めているリスク投資分野となった。
Jim Breyer氏はフェイスブックへの投資で1位に、Marc Andreessen氏はスカイプへの投資で2位に、Reid Hoffman氏はリンクトインへの投資で3位に輝いた。
「人民網日本語版」2012年5月7日