世界的な景気低迷の影響を受け、中国の主な経済成長源である長江デルタ地域のGDP成長率が、引き続き鈍化した。長江デルタ16都市のGDP成長率が2011年に前年比1.5ポイント減となったのに続き、今年第1四半期の減少幅が1.9ポイントに達した。人民日報海外版が伝えた。
現時点の統計によると、第1四半期の長江デルタ16都市のGDPは1兆9086億元(約24兆8120億円)に達し、成長率は前年同期比1.9ポイント減の9.0%となった。第1四半期の輸出総額は1536億ドル(約12兆3000億円)に達し、成長率は前年同期比17.6ポイント減の3.4%となった。
長江デルタ16都市の投資と消費は好調だ。第1四半期に完了された固定資産投資総額は、前年比15.5%増の8307億元(約10兆8000億円)に達した。第1四半期の社会消費品小売総額は、13.6%増の7483億元(約9兆7280億円)に達した。
「人民網日本語版」2012年5月15日