商務部の沈丹陽報道官が15日述べたところによると、第4回中米戦略・経済対話で、米国側は対中国輸出管理制限をめぐり3つの承諾を行ったという。中国側は米国側が「有言実行」であることを願うとしている。「人民日報」海外版が伝えた。
沈報道官によると、今回の対話で米国側は次の3点を承諾した。第一に、ハイテク技術の民間利用目的での対中国輸出の促進を承諾した。第二に、中国企業が最終利用者の検証を受けるよう申請することを奨励するとした。第三に、輸出管理制限システムの改革を行い対中輸出を促進するとした。
沈報道官によると、この3点は積極的なシグナルを発するものではあるが、これまでのところ米国側に何らかの実質的な動きはみられない。このため中国側は米国側が言行一致、有言実行であることを願うという。