新省エネ政策で経済効果4500億元 1200万トン分の石炭を節約

新省エネ政策で経済効果4500億元 1200万トン分の石炭を節約。

タグ: エコ家電製品,内需拡大

発信時間: 2012-05-19 09:54:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国務院常務会議は先ごろ、エコ家電製品の購買を促す政策措置の検討をまとめ、国家財政から363億元を拠出することを決定した。対象はエコ家電やエコ照明、エコカー、エコ電動機の4種類。国家発展改革委員会のひとりは、一挙両得の政策であり、安定成長と内需拡大ができるだけでなく、構造調整や省エネによるCO2削減ができると話す。経済効果は4500億元と見込まれ、1200万トンの石炭が節約できる。電力にして323億キロワット時の節約となる。

国家発展改革委員会副秘書長の趙家栄氏は、エコ家電向けに拠出される財政資金は265億元で、エアコンや液晶テレビ、冷蔵庫、温水器など7700万台以上のエコ家電が対象だと言う。期間は1年限定となる。照明向けに拠出されるのは22億元。白熱灯を確実に淘汰し、低水銀のエコ照明の消費を拡大させる。農村地区へも普及させる。今年中に1.5億本を普及させ、状況を見てさらに5000万本増やす。照明に関しては、室内LED照明も1000万本普及させ、室外LED照明も100万本普及させる。エコカーは、60億元を拠出して排出量1.6リットル以下の自動車を200万台普及させる。エコ発動機は16億元を拠出、4000万キロワット分の普及を見込む。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月19日

iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。