中国国家統計局は18日、4月の70大中都市の住宅価格変動状況を発表した。統計によると、価格が下落したのは70都市のうち46都市で、3月より8都市増加した。
新築分譲住宅(保障性住宅を除く)の価格変動状況
前月比では、70大中都市のうち43都市で価格が下落、24都市が横ばい、3都市が上昇となった。上昇した都市の上昇率はいずれも0.2%以下だった。
前年同期比では、70大中都市のうち46都市で価格が下落し、3月より8都市増加した。横ばいとなったのは1都市、上昇した都市は23都市で上昇率はいずれも1.7%以下。4月に前年同期比で価格が下落した都市のうち、上昇率が3月より縮小したのは18都市だった。
中古住宅の価格変動状況
前月比では、70大中都市のうち33都市で価格が下落、28都市が横ばい、9都市が上昇となった。上昇した都市の上昇率はいずれも0.4%以下だった。
前年同期比では、70大中都市のうち56都市で価格が下落し、3月より7都市増加。横ばいとなったのは2都市、上昇した都市は12都市で上昇率はいずれも3.2%以下。4月に前年同期比で価格が下落した都市のうち、上昇率が3月より縮小したのは9都市だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年5月18日