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5月6日、樹冠が10数メートルもある、花が雪のように満開した、樹齢が千年もあるタッセル木の前で踊っている市民たち(写真1)。この日、山東省淄博市淄川区太河鎮(町)土泉村のタッセル木の白い花が満開し、芳しい香りが漂い、市民数万人を引きつけていた。
史料によると、紀元前685年、齊桓公が齊国の王位を得たことを祝うため、文武の大臣を任命し、ごちそうするとともに、メシベの花が咲くタッセル木とオシベの花が咲くタッセル木それぞれ1株を記念に植樹した。日本の対中侵略時代に、メシベの花が咲く木が残念にも爆撃されて枯れてしまった。遠くからタッセルの木を眺めると、木全体に白い花がいっぱいで、濃い雲のように見え、香りが四方八方へ漂っている。
タッセルの木は毎年の5月1日前後に花が咲き、開花期は10日ぐらいである。今年は天気などの要因により、花が最もきれいで、開花期が最も長かった。なが年来、村民たちはこの古木を非常に大切にし、進んでそれを保護している。庭園部門はまた電子データファイルを作り、それを重点名木として保護している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月21日