4月28日、自分が創作した「青磁蓮花樽」(ハスの花の模様を施した青磁の樽)の作品を観賞している中国の陶磁器芸術大家、山東省淄博辰浩彫塑芸術会社の牛継偉さん(左)。その日、また1窯の青磁蓮花樽がちゃんと焼成され、窯から取り出された。高温で焼成された青磁蓮花樽は、淄川区竜泉鎮(町)から出土した国家A級文化財、北朝の時期(386-581)につくられた、高さ59センチ、口の直径13.1センチ、下部の支えの直径16センチで、造型が美しく、装飾が優雅で、全体に青い釉を施し、釉は薄くてムラなく施され、釉の色は青色の中に黄色が混ざり、みずみずしいつやがあるデラックスな樽を模造したものである。牛継偉さんが模造したものは大小まちまちであるが、比例が一致し、かなり高い芸術的価値とコレクションとしての価値を持つものである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月21日