中国鉄道部はこのほど、法に基づく民間資本の鉄道分野への進出を奨励すると表明し、各種の投資家に対する平等な待遇を強調し、民間資本に対して特別な条件を追加しないとした。新華網が伝えた。
鉄道建設はこれまで、「計画経済の砦」とされてきたが、なぜ今になり民間資本を受け入れることになったのか。専門家はこの原因について「資金不足」と指摘した。中国の鉄道改革が全体的に遅れる中、民間資本の開放による改革推進が期待される。
同済大学交通運輸工程学院の張戎教授は上記した分析を行い、「民間資本の受け入れは、現在の建設資金の逼迫によるものだ」と指摘した。
中国工程院院士、中国国家鉄道建設高級顧問の王夢恕氏は、以下の客観的な事実により、張教授の分析を裏付けた。