都市化プロセスの加速化と都市・農村住民の所得水準の向上に伴い、2015年には、中国が世界最大の消費市場になると見込まれる。中国商務部の陳徳銘部長は5月28日に開催された「中国(北京)国際サービス貿易交易会開幕式・サミットフォーラム」で発言した。29日付中国証券報が伝えた。
陳徳銘部長は、「都市化プロセスの加速化と都市・農村住民の所得水準の向上が、サービス貿易の発展空間を広げ、消費構造のグレードアップとサービス需要の増加をけん引した。中国社会の家政サービス、教育・研修、医療・保険などの分野におけるサービス需要は絶えず高まっており、金融・技術・旅行などの分野におけるサービス需要は急速な成長を続けることにより、2015年には、中国が世界最大の消費市場になる」との見通しを示した。