第3回「低炭素発展・グリーンライフ」公益イメージ展の開幕式と2012年「中国低炭素モデル」授賞式が7日に北京で行われた。工業情報化部の周子学チーフエコノミストが開幕式で述べたところによると、2011年にはエネルギー使用量の多い産業が急速に発展するという不利な情勢にあったが、一定規模以上の工業企業(国有企業または年売上高500万元以上の非国有企業)の単位あたり(国内総生産(GDP)1万元あたり)エネルギー使用量は3.49%減少し、主な工業製品の単位あたり総合エネルギー使用量もそれぞれに減少したという。
第12次五カ年計画(2011-15年、十二五)期間中、同部はグリーンと低炭素を方向性とする工業の発展推進に力を入れるという。具体的には▽遅れた生産能力を淘汰する作業メカニズムを整え、市場における手段を利用して遅れた生産能力の淘汰を推進する▽エネルギー使用の管理を強化し、工業のエネルギー使用効率を引き上げ、企業のエネルギー先駆者制度を設立する▽技術の研究開発を重視し、省エネ・汚染物資排出削減技術の研究開発や技術チームを強化する、ことなどに取り組むとしている。
「人民網日本語版」2012年6月8日