陝西省・西安ハイテクパークで7日、情報サービス事業大手・NTTデータの西安子会社が開業した。西安日報が報じた。
NTTグループ傘下のNTTデータは、2011年の世界500強企業ランキングで31位にランクインしている。同社は2011年12月、西安ハイテクパークと入居契約を結んだ。このたび開業した西安子会社は、すでにハイテクパークのソフトウェア・サービスアウトソーシング基地・インキュベーターオフィスでの業務を開始しており、新入社員は約60人。将来的には同子会社をNTTデータの中国西部地域の本社とし、今後3年内に社員200人、売り上げ3000万元以上を目指す。主な業務は対日ソフトウェア・サービスアウトソーシング。
NTTデータは今後もハイテク区との協力を強め、3年をめどにNTTデータの中国エリアでの運営プロジェクトを徐々に西安子会社に移転するという。
これにより、中国のソフトウェア・サービスアウトソーシング産業における陝西省の影響力と地位が大幅に向上し、陝西省産業のアップグレードがより一層推進され、産業クラスターの形成が促進されるとみられる。
「人民網日本語版」2012年6月8日