1.第1段階の電力使用量基準。各地が最終的に確定する第1段階の電力使用量基準は、公聴会で示された実施プランを上回り、80%以上の世帯(地域によっては90%以上)をカバーすることになる。東部と西部の電力使用量の差について、発改委は、「西部の第1段階基準は東部を下回っているが、これは現在の発展段階と住民消費水準を客観的に反映したものだ。西部の経済発展および住民消費水準の向上に伴い、第1段階基準を適度に調整していく」と表明した。
2.世帯構成人数の差。発改委は、各地に実情に応じて同問題を柔軟かつ適切に処理する権利を与えている。一部の地方では、一定の人数を上回った世帯は審査と批准の上、電気メーターの追加設置もしくは第1段階電力使用量基準の引き上げを申し立てることができると定められた。また一部の地方ではこれらの住民に対して、住民向けの段階的電気料金と、1つの電気メーターを共同使用している世帯向けの電気料金のどちらかを選択させることになる。