英紙:中国の土壌汚染の解決は任重くして道遠し

英紙:中国の土壌汚染の解決は任重くして道遠し。

タグ: 土壌汚染 環境問題 

発信時間: 2012-06-15 10:32:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

英紙「ガーディアン」のウェブ版は6月12日、「中国に潜む土壌汚染の解決を開始」という見出しの文章を掲載した。

中国の広い土地がヒ素や、鉱山と工場の貴金属に汚染されている。世界は退化した土地を元に戻す取り組みを行っているが、中国のように重要で複雑かつ代償の大きい国はない。科学者は、これは大気や水質汚染より深刻で長期的な問題になり、食糧生産や人体にも大きな影響を与える恐れがあると見ている。

中国土壌学会の周健民理事長は、「中国の耕地の10分の1が汚染され、国、政府、国民は土壌汚染の深刻さを認識しなければならない。更に多くの地域に影響が及び、汚染が深刻さを増し、有毒物質の種類も増えている」と指摘した。中国科学院の専門家の陳同斌氏によると、雲南、四川、湖南、安徽、貴州の汚染が最もひどく、北京の一部でも土壌汚染が見られる。

欧州と異なり、有機汚染物質に関心が集まっている。陳同斌氏は、「中国の最も深刻な土壌汚染はヒ素が原因で、ヒ素は銅や金、その他の鉱産物の採掘時に放出される。汚染物質の流出は魚類の大量死を引き起こす。メディアはカドミウムが原因だとしているが、それは間違いで、ヒ素こそが本当の原因である。中国の28カ所の鉱坑が大きな責任を担っている」と述べた。

 

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