中国海洋経済、急成長の勢いを維持
中国海洋経済、急成長の勢いを維持。
タグ： 中国海洋経済
発信時間： 2012-06-14 14:31:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国国家海洋局が１３日に公表した「中国海洋発展報告（２０１２）」によると、２０１１年は中国海洋経済の産業構造調整の重要な時期に当たり、海洋経済が引き続き急成長の勢いを維持した。１４日付中国証券報が伝えた。
同報告書は、中国国家海洋局海洋発展戦略研究所が作成した海洋発展年次報告書だ。同報告書の内容には、中国海洋発展の周辺環境、海洋法律と海洋権益、海洋経済と海洋科学技術、海洋生態環境保護と資源開発、海洋政策と海洋管理、極地科学調査等が含まれる。
同報告書によると、中国の海洋総生産額は２００１年の１兆元未満から２０１１年の４兆５７００億元まで急速な成長を遂げた。年平均伸び率は１０％以上となり、国民総生産（ＧＤＰ）に占める比率が９．７％に達した。２０１１年、中国は海洋科学技術の面で大きな成果を獲得した。有人潜水艇「蛟竜号」が水深５０００メートル級の潜水試験に成功し、初の海洋動力環境観測衛星「海洋２号」が打ち上げに成功した。また、中国が独自に開発・建造した、最大稼動水深３０００メートルの第６世代深水半潜水型石油掘削プラットフォーム（深海用掘削リグ）「海洋石油９８１」も試験的な掘削を開始した。
海洋技術の向上に伴い、今後の海洋経済の発展において、海洋資源の効率的な利用、発展速度と質の整合性がより重視され、中国海洋経済の成長方式は絶えず改善すると見られる。
「中国証券報」より 2012年6月14日
コメント数:0最新コメント
コメントはまだありません。
一覧同コラムの最新記事
