スタンダード・チャータード銀行(SCB)が7月16日に発表した最新の報告書によると、2012年第2四半期、中国大陸部の経済成長は引き続き鈍化するものの、経済刺激政策の効果が徐々に表れ、下半期には回復軌道に乗ることが見込まれる。17日付中国証券報が伝えた。
スタンダード・チャータード銀行は報告書で、中国内陸部の第2四半期のGDP成長率は7.6%となり、第1四半期の8.1%と比べ、ある程度減速するものの、追加利下げやインフラ投資拡大などの政策措置の効果が既に表れ始めているため、中国大陸部の経済は第3四半期には徐々に回復するだろうとの見方を示している。
スタンダード・チャータード銀行のシニアエコノミストである劉健恒氏は記者会見の席で、「大陸部の第3四半期及び第4四半期の経済成長は8%以上まで回復し、通年の成長率は8.1%になると予想される」と述べた。