2つ目の山は、コスト急増だ。企業から昨年、中国の輸出コストが高騰していると報告を受けた。コスト増は当然だが、問題はそれが急激に高騰していることだ。
一部の外資系企業によると、1年間で人件費が20%余り上昇しており、2年連続の上昇となった。これを受け、受注に対する意欲が低下している。今年からは状況がやや改善されたが、コストが依然として高く、一部企業の一部輸出商品の競争力に影響している。
3つ目の山は、貿易環境の悪化だ。貿易摩擦が増加し、貿易リスクが拡大している。
日増しに深刻化する外部環境に直面する一方で、中国の輸出構造の調整も成果を手にしている。税関の統計データによると、中国の輸出市場の構造が上半期に調整され、地域間の協調が推進された。貿易方式の構造が改善され、輸出商品の構造が引き続き改善された。輸出商品の品質が向上し、ブランド製品の輸出が好調をキープし、通年で10%の成長目標を達成する見通しだ。
「人民網日本語版」2012年7月18日