発改委マクロ経済研究院:あり得ない中国経済のハードランディング

発改委マクロ経済研究院:あり得ない中国経済のハードランディング。

タグ: 国家発展改革委員会 中国経済 ハードランディング

発信時間: 2012-07-20 11:43:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

先月、国家発展改革委員会と国家エネルギー局が共同で行った記者会見によると、中国の今年前半5か月間の消費電力量は明らかに落ち込んでいる。全国で消費された電力は前年比で5.8%の増加だが、増加率は6.2ポイント下がっており、近年来の低水準となった。

これに対し国家発展改革委員会マクロ経済研究院の副院長、王一鳴氏は、これは構造的な問題であるとの見方を示した。経済がシュリンクするとき、消費財の下降幅は小さなものにとどまる一方、投資財の下降幅は大きくなる。セメント、鋼材、ガラスなどは大量の電力が必要となるため、それらの生産が大幅に下がれば、電力消費量も大幅に下がる。「そのため、中国経済の落ち込みを、消費電力量の落ち込みだけで判断することはできない」と同氏は言う。

海外の金融機関が中国経済のハードランディングを心配している。彼らの見解に対し王一鳴氏は、「中国のハードランディングはありえない。中国経済に急激な失速の兆候が見られないからだ」と反論する。

 

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