【新華社北京7月22日】7月18日に中国ファンド各社第2四半期報告書の第1弾が発表されたが、2011年の大赤字から、2012年上半期は黒字転換と好スタートを切った。20日付中国証券報が伝えた。
ファンド業の第1四半期の純利益は全体で380億5100万元、第2四半期には20社だけの利益は216億5200万元に達した。市場の下落傾向が続く中、酒類・医薬品・不動産関連の個別銘柄を投資したことが、利益の増加につながった。
一部のファンドを見ると、預金準備率や金利の引き下げなどの政策効果が徐々に表面化するにつれ、第3四半期には経済が安定した回復軌道に乗ることが見込まれ、株式市場も底値を脱して、上昇機運に転じる材料をより多く蓄えたようだ。
「新華網日本語」より 2012年7月22日