鉄道建設費の緊迫状態が続いている。中国鉄道部が発表した統計によると、2012年上半期の鉄道インフラ投資(実行ベース)は1487億元で前年同期比38.6%減少し、通年目標4400億元の3分の1に達した。目標を達成するには下半期にさらに2913億元を投じなければならないが、上半期の状況を見ると非常に厳しい状況だ。
投資ルートを拡張するため、民間資本の鉄道への投資に関する政策が打ち出された。国家発展改革委員会は、不動産開発の方式を用いて民間資本の都市間鉄道の建設への参入、資本参加を奨励している。関係者によると、国家発展改革委員会は資源開発目的の鉄道や地方の鉄道の建設への民間投資を奨励し、「十二・五(第12次5カ年計画)」期中の民間投資額を2000億元にする方針。
また広東省は、民間競争入札を行う44の重大プロジェクトを率先して公表した。総投資額は2353億元。そのうち7つが鉄道事業、投資額は1025億9000万元で、5つが都市間鉄道事業となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年7月23日