国家統計局が今年上半期の全国経済データを発表したのに伴い、各省・市も相次いで経済の「半期報告書」を発表しており、22日の時点で20省・市の報告が明らかになった。それによると、経済総量は広州が引き続き1位を維持しており、成長率は貴州が14.5%増で最高、北京は7.2%増で最低となった。ラジオ経済之声「天下財経」が報じた。
上半期、四川省のGDPは1兆603億9100万元に達し、前年同期比13%増となった。このほか、陝西省は13%増、重慶市は14%増、広東省は7.4%増、江蘇省は9.9%増、浙江省は7.4%増だった。
成長率が10%に達するかどうかが、中国の東西を分ける指標となっている。これまでにデータを発表している省・市のうち、中西部のほとんどの地域ではGDP成長率が10%を上回ったが、東部ではほとんどが10%未満だった。東部で成長率が10%を超えたのは天津(14.1%)と福建(11.4%)のみ。
昨年のGDP総量ランキングでも、広東省、江蘇省、山東省、浙江省が引き続き上位にランクインする中、中西部地域から4省(河南省、四川省、湖南省、湖北省)がトップ10内にランクインしている。
「人民網日本語版」2012年7月23日