中国機械工業連合会は7月23日、「機械工業2012年上半期経済活動記者会見」を開催した。2012年上半期、中国機械工業の生産販売の伸び率低下傾向は収まりつつあり、2012年の業種全体の生産販売伸び率は14%前後になると見込まれるものの、利益成長率は5%前後となり、生産販売を著しく下回ると見られる。また、輸出総額は前年同期に比べ約15%増加。24日付中国証券報が伝えた。
中国機械工業連合会の蔡惟慈副会長は「2008年の世界金融危機以降、2012年は機械工業の経済運営状況が最も厳しい年である。機械工業の生産販売伸び率は2011年に大幅に縮小したが、2012年に入っても減速が続いていた。ただ、第2四半期に入り、機械工業の低迷傾向には収束感が見られ、生産販売伸び率も安定するだろう」と説明する。
「中国証券報」より 2012年7月24日