中国の石炭価格、第4四半期から回復軌道へ

中国の石炭価格、第4四半期から回復軌道へ。 中国石炭工業協会の王広徳副会長は26日、当面石炭企業は経営圧力の増大、売上不振などの問題に直面しているとした上で、石炭市場の低迷は短期的なもので、第4四半期に石炭価格が上昇軌道に乗るとの見方を示した…

タグ: 中国石炭

発信時間: 2012-07-27 15:26:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◆石炭価格が第4四半期から回復軌道へ

王広徳氏は、下半期の石炭生産量が引き続き増加し、純輸入量も増加傾向を維持し、供給が需要を上回る状況は続くと話す。また、第3四半期まで石炭価格の低下傾向が続くが、第4四半期から石炭価格が上昇に転じる可能性が大きいという。

ある調査結果では、現在秦皇島港の5500キロカロリー動力石炭の価格は1トンあたり610―620元に下がっている。業界筋は、この価格はすでに長期契約価格に接近しており、これ以上価格下降の余地は少ないと指摘する。

「中国のエネルギー構造はなお石炭依存から脱却していないため、市場の低迷は短期的なものとなる。中国の石炭需要が2015年までに40億トンに増加し、2020年までに50億トンに達する」と、王広徳氏は中国の石炭市場を楽観視している。

一方で、解居臣氏は「十二・五(第12次五カ年計画期、2011―2015年)」末、中国の火力発電の設備容量は約9億6700万Kwとなると予測している。構造調整と経済の安定的な成長により、石炭輸送力不足の問題が緩和し、石炭価格も合理的水準に回帰するという。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月27日

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